入荷後一週間経っておらず、葉巻倉庫で調湿開始して数日、製造後1ヶ月の個体のテイスティングです。調湿日数からテイスティングには少し早いのですが、発売日にテイスティングノートが間に合わないので吸っていきます。
スタートは麦芽糖の素朴な甘みとシナモン、それとナッツの香ばしさのバランス。ペティコロナとはラッパーが異なり、今回製造のロブストには最上級品のエクアドル産ハバノラッパーを使用。ハバノラッパーは、それ単体で吸ってもキューバらしい風味、美味しさなので、ラッパーに使用することで葉巻全体の風味を一段階引き上げてくれるように感じます。外観も、インドネシア産ラッパーのペティコロナとは違って、明らかに美しいですね。
ボディーはミディアムライト、雑味が全く無く、タンニン感もほぼなし。心地よいスモーキングを邪魔する要素はほぼありません。ただ、同時発売のヘブンズ・ドアと比べると、複雑さ、奥深さ、バランスそして美味しさでは確実に負けます。まぁ、比較することが意味を持たないくらい、コンセプトもコストも手間も違う葉巻です。なので、カダディアは「安くて毎日吸える」お手軽デイリーシガーと理解すると、合格点を遥かに超えていると思います。
ショートフィラーだけあって、風味の変化はほとんどありません。風味の傾向をキューバ産に例えると、ディプロマティコやサンチョ・パンサが近い印象。
20年以上前に個人的にデイリーシガーとして重宝したラ・エミネンシア・クバニタスという葉巻がありました。たしか1本400円でしたが、700~800円くらいの味わいは楽しめてデイリーに重宝したものですが、カダディアはそれの数倍美味しいです。当時、これを吸いたかった…。
キューバ産のプレミアムを常時吸われていた方には物足りないとは思いますが、キューバライクなデイリーシガーとして気軽に楽しむには、とてもおすすめの葉巻です。
レビュー点数:92点
キューバ産近似度:4.5(最大5)
